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カラーチェック!
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カラーチェック!
街には色が溢れています。ちょっと気になったカラーをチェック!
この組み合わせはどうして?あのディスプレイの色は何?等のご意見お待ちしています。

■カラフルでかっこいい自動販売機 2008.11.15
ビタミンウォーターというアメリカの飲料自動販売機です。色がきれいでカラフル、まさに元気の出るビタミンのイメージにぴったりです。実際に入っている飲み物がこの色と思うと少々どぎつい感じですが、通りに置かれている姿としては、マシーンのボディカラーが黒くてカッコ良く、そこに映えるビビッドカラーを中心とした商品写真が際立っています。モノトーン(彩度0%)+ビビッドカラー(彩度100%)でお互いを引き立てるコントラストの強い配色となっています。

日本は自動販売機が世界一多い国と言われていますが、黒をボディカラーとした販売機にはあまりお目にかかったことがありません。夏季に飲み物が冷やされているというイメージからか日本人の好みの色を反映させているのか、それとも移動する際の心理的重さを軽減するためか、どちらかというと黒より白のボディカラーが多いですよね。近年では設置される空間にふさわしい色(古い町並み保存の地域には薄紫系とか観葉植物のある休憩室には木目調とか)にペイントされた販売機もあり、ただ目立てばいいという発想から、置いてもらえるなら販売機のボディカラーなんて関係ない!という発想へ転換できる柔軟で熾烈な業界ということが言えるでしょう。




■セパレーション配色のファサード 2008.9.15
通りを歩いていて、珍しいその配色に目が止まり、思わず携帯電話のフォトモードで撮った1枚です。山手線沿いの坂道にある店鋪のファサードです。欧米の町並みにあるような感じですが、どこか日本っぽいと思って考えていたら、ビル全体の壁面がクリーム色なのに対して、ドア周りが真っ白にペイントされ、ドアどうしをくっきりと隔てるセパレーション配色になっています。両サイドのドアは黄色とパープルで対照的な色使い。中央のドアはこの2色をセパレートするような暗いチョコレートブラウン。2つのセパレーション配色で1つ1つのドアがくっきりと浮かび上がっています。縁取りをくっきりと描き、際立たせるという方法は、日本画やマンガで使われていて、日本人には馴染みが深いものです。

「カラーウォッチング」で紹介しているパリのアントワーヌ・エ・リリの写真と見比べてみると面白いと思います。もしかしたら、東京のこのお店もドアを海外から輸入してきていて、その町並み風な演出をしたかったのでしょうね。このドアを見て下さいと強調しているようです。ドア周りを壁面のクリームに少し近づけた方がドアそのものに目が行き、かつ建物全体の調和がとれるように思います。




■オシャレなベンチ 2008.7.25
今年6月に開業した東京メトロ副都心線の駅のデザインはクールで都会的な印象です。この写真は、上が北参道駅、下が新宿三丁目駅のホームに設置してあるベンチです。オシャレなデザインですよね。これまで私は、駅や空港、その他の公共施設にあるベンチ(特に色)には大変不満がありました。どこに行っても似たようなプラスチック(または合成皮革)のビビッドな青やオレンジ、淡いラベンダー色のベンチ。その椅子の周りの景観や場所の個性とはいっさい関係ないように、どこでも同じもの…。しかし、東京メトロさん、今回力が入っている!駅ごとに駅名の表示板の色が違うのは半蔵門線にもあったこと。ですが、今回はその駅名の表示板、駅ホームの壁、そしてこのベンチがトータルコーディネートされています。用もないのに、ついつい目的地の手前の駅で降りてしまいそうです!!



■「色」を食べる実験!! 2008.5.31
カフェ経営やパティシエを目指す人達のための専門学校で「食」のシーンでの色の大切さ、イメージ演出のための色使いをお伝えしています。毎年最初の授業では、「色」を食べる実験をします。今年は、ご覧のようなターコイズブルーと白の流動食を食べてもらいました。何に見えますか?どろどろした比較的冷たい食べ物です。答えは、ヨーグルトです。生徒達の実験前の味の予想は、青の方は「まずそう」「気持ち悪い」とマイナスイメージです。青を食べた後の舌や歯はブルーに染まり、毒々しくグロテスクです。白との比較では、「青の方はおいしくなかった」という意見、「味は同じ」という意見等様々ですが、 どちらか一つを選べるとしたら?の問いには、白が完全勝利です。私は試食をしなかったのですが、後日自宅のテレビが壊れて、画面の95%がブルーとグレーになってしまいました。おいしそうなグルメ番組も 全てがブルーに染まり…。青の祟り?食紅がなくても、食欲の出ない方法です。とほほ…。



■駅構内の涼しげなラッピング売店 2008.5.25
毎月出張の帰りに降りる京浜急行品川駅にサントリー伊右衛門の『ラッピング売店』がありました。調べてみると、2006年秋から2007年春の時期にも同じ伊右衛門でラッピングされていたとのこと。その時は全く気づきませんでした。今回は、ちょうどこの爽やかな水色の外観が蒸し暑い空気を一掃してくれる感じがしたのだと思います。涼感のある色と電車からの風に揺れる抹茶色の暖簾。無機質になりがちな駅の粋な演出に思えました。カラーチェックの2004年6月の「甘い赤?辛い赤?」で取り上げたTohatoとのコラボの赤いKIOSKも、今思えば『ラッピング売店』だったんですね。



■色と光でホッとするトイレのサインです! 2008.3.12
東京郊外あきる野市にあるボンボリ・アート・ヴィラージュのギャラリーネオ・エポックという、スペインのサグラダ・ファミリアを思わせる増築され続ける美術館のトイレのサインです。日本ではトイレのサインを男女で色分けすることが多く、大抵は男性が青(または黒)、女性が赤(またはピンク)です。これを逆にしたり、同じ色(オシャレなシルバープレートとか)にすると、途端に瞬時の区別がつかなくなるので、ある自治体では市民から反対され元に戻したと新聞記事で読んだことがあります。こんな温もりのある手作りのサインだったら、たとえトイレが混んでいて並んだとしてもホッとしますね!実物を見たい方は、桜の季節に是非山登り気分で行ってみてください。美術館自体もエジプト時代のトンボ玉からピカソまで豊富なコレクションが魅力です。住所:東京都あきる野市一倉1514



■ポピーが咲き、蝶が舞う赤いカフェ 2007.5.27
思いもかけず、ふと入ったカフェに魅了されました。恵比寿ガーデンプレイス近くの並木道を散歩して、日仏会館で有森正さんのテンペラ画を鑑賞した後、向い側の3階建ての紺色のひさしのある1軒家のカフェに。日差しの眩しい外から一歩足を踏み入れると、そこは懐かしい感じのパリのお菓子屋さん風。天井を見上げると、赤いポピーが大胆に描かれ、ターコイズブルーのガラス製ランプが2つ下がっています。アートな雰囲気に期待感が膨らみます!ダークチョコレートブラウンの木製の暗い階段を上がり、3階に開けた風景は昆虫達の間。ボルドー色のオーガンジーのカーテンが階段室を隔て、ブルーレッドで塗られた壁と天井に蝶やトンボ、クワガタが描かれています。道路側の窓から光が入り、赤の緊張感と異空間に置かれた驚きを和らげてくれます。この刺激色の空間に置かれた椅子はラピスラズリ色。その鎮静作用にホッと一息。カフェの名はRue Favart。26時までおいしいお菓子とお茶、お酒、それに光と灯りによる色の変化を楽しめます。



■色が選べるって楽しい! 2007.3.18
キャメロン・ディアスが何パターンものケータイとドレスの色で登場するCMを見た人は多いのでは?PANTONEとソフトバンクモバイルのコラボです。携帯電話で20色ものカラーバリエーションを揃えたのは「世界初」とのこと。'99年にiMacのスケルトンカラー5色のラインナップが披露され、2000年にユニクロのフリース50色がネットショップに登場。2005年にはエアコンの7色展開を三洋電気が行い、今年の携帯電話20色という展開。ランドセルも多色展開をするメーカーがあり、「色を選べる!」という意識が広がりつつあります。結果的に「売れる色」が無難な色にとどまったとしても、消費者の意識が「色で気分を変える」「色で気分が変わる」という方向に向くのは良いことだと思います。今回の812SHのカラー展開は携帯電話というデジタル商品のせいかパーソナルカラーでいうクールベースの色が多いです。キャメロンの魅力的な瞳の色や表情をもってしても紫や黒、グレー、ロイヤルブルーは少々印象がきついと感じます。皆さんの感想はいかがですか?



■質感で勝負:和モダンな「あめやえいたろう」 2007.3.12
久しぶりに立ち寄った新宿伊勢丹の地下売場に引き付けられる一角が出現していました。「あめやえいたろう」という和モダンなテイストのショップ。150年の歴史を持つ榮太樓總本舗の新宿伊勢丹限定ショップです。ロゴマークは榮太樓飴の形を模した三角にEの文字。榮太樓飴の缶に使われている松のモチーフや日本の伝統色イメージの色は一切使われていません。ショーケースに並ぶ飴の中でも羽一衣というパステルカラーの板飴(中央)のデザインは今までの飴のイメージを覆す斬新さ。しかもその味はミント、イチゴ、ヨーグルト、ミカン、アーモンド、チョコレートの7つ。しっかりとした和紙の箱(写真右)に入れられると、感動の和洋のコラボギフトになりました!



■赤×スカイブルーの壁、進行中 2006.8.25
9月末に高崎市にオープン予定のバー&ダイナーのカラープランニングをさせてもらっています。オーナーの強い意向で壁の色をローズがかった赤にしました。人々を興奮させる熱狂的な「赤」はお酒の入る場所ではしばしばケンカを引き起こすことにもなりかねない、と色の専門家としては反対でしたが、チャレンジングなオーナーの決意は固く、塗ってみることに。お店の一角をスカイブルーにして興奮を抑える効果を狙いました。それが功を奏したようで、酷暑の中ペンキ塗りをしてくれた人達には海の中に居るようで心地よいと好評のようです。陽があって陰がある。この赤の壁にして、スカイブルーが映える。完成したら「イメージを決める色」で全貌をご紹介しますね!



■サムライブルー 2006.6.6
4年に1度の注目すべきイベント、ワールドカップが始まります。今度の日本代表応援キャッチフレーズは「サムライブルー」。もともと日本代表のユニフォームの色はジャパン・ブルーと言われ、明治時代にイギリス人化学者が日本の藍色の美しさを賞賛し表現したもの。色の名前はおもしろいもので、これと似たような深い色をロイヤルブルーと呼んだり、ファッションブランドのランバンでもイメージカラーとしてランバンブルーと呼んだり、1つの色が使われる地域やテーマによって様々な名前を持っています。この昔の侍の衣服から来た色名ではない「サムライブルー」がいつもは‘赤い’ダルマや横浜の‘赤’レンガ倉庫広場を‘青く’染め、町で見かける広告物やポスターにも4年前の‘青い’興奮が帰ってくるのです。ひょっとしたら人々の顔や爪にも…。



■お家でひなたぼっこするカバさん 2006.5.5

[風韻]

「青梅アート・ジャム」というアーティスト集団のサポートのために東京青梅市のアーティストのアトリエ巡りをした日の一こま。“アートと暮らす”という素敵な例です。日当たりのいい窓辺で気持ち良くひなたぼっこするカバさんは、全長150cm以上もある巨体です。鍛金(たんきん)という日本が世界に誇る技法で作られています。平らな金属を叩き、鍛え上げられた青銅色のこの肉体(!)背中で小鳥達を遊ばせるほのぼのとしたモチーフに癒されます。生みの親は野口裕史さん。*5月17日から28日まで、青梅市河辺町りそな銀行河辺支店2階ホールで開催される「青梅アート・ジャム主催7人の作家展」でこの[風韻]カバさんを観ることができます。



さくらいろ 2006.4.10
「世の中に桜の花のなかりせば春のこころはのどけからまし」(古今集)時代は変わっても、「蕾がついた、膨らんだ、ほころび始めた!満開になった!!、散り始めた…」とこの季節は他の季節や花に寄せる関心とは全く違う「はかなさ、移ろうものへの」感性が誰の心にも戻ってくるような気がします。風に舞う花びらや散って道に落ちた花びらさえも美しく愛おしいと感じます。そして花が散った後の私達の記憶に残る「さくらいろ」は限り無く白に近いほんのり淡いピンク色です。季節限定のさっぱりしたあんことチーズクリームの和テイストのケーキ「さくら」もほんのり淡いさくらいろに彩られていました。桜の花びらの飾りをつけて。



オリエンタル趣味 2006.2.26
カラボレーションスタジオに来てくれた人達からの最近の挨拶は「表参道ヒルズ行きました?」です。スタジオから歩いて10分程のところに新たな観光名所が出現です。晴れの日は勿論のこと、雨の今日も老若男女がヒルズ内の回廊をただただゾロゾロ歩いている何とも不思議な新名所です。表参道通りに面したショップのディスプレイやインテリアはこぞってオリエンタル趣味のモチーフを使っています。お薦めは地下3階のamadana(http://www.amadana.com)です。松の盆栽や日本画が描かれた扇子や籐の籠が「美しいカデン」と一緒に配され、美しい生活空間をイメージさせてくれます。



ボトルに映ったグラスの影 2006.2.25
レモンチェロは最近イタリアンレストランでよく出される食後酒ですが、先日行ったササーのお店(http://www.losfiziodasasa.com)ではよ〜く冷えたバジルチェロを食後に出してくれました。レモンがバジルに変わったものですが、お酒の色はダークなグリーン(写真の左のボトルがそうです)。右にあるグラスにはお水が入っています。バジルチェロのボトルにピンク色のグラスが映っている???どうして?テーブルの上にはピンク色の飲み物はないのに…。さては、透明の水のグラスが亡霊となってダークグリーンのボトルに反対色となり映し出されたのか!?と思いきや、部屋の隅に灯されたピンク色のライトの光が水のグラスにあたり、その影を投影していたのです。なかなかロマンティックですね。女性ばかり4人の食事会での1シーンでした。



おいしいお水のカフェで見つけた春の色 2006.2.15
左のアンスリュームと右のカラーの配色が同じなのにお気づきになりましたか?春近いカフェでの1コマです。水にこだわって食材を作り、コーヒーやお茶を煎れるカフェ'GALA de EAU'は、お花にもこだわっています。お花を差した水色のグラスは澄んだ水をイメージさせ、ダークチョコレートブラウンのテーブルにひと際映えます。そのグラスに活けられたグリーンと白と淡いピンクのテーブルフラワーはナチュラルがテーマのこのカフェに瑞々しさと安らぎを与えます。一方、ガラス張りで明るい店内の一角にはダークな色調の花から伸びるカラー。広い店内を引き締め、高級感を与える効果が抜群です。同じ配色を違う花で繰り返した、印象に残るアレンジでした。



甘い戦い!? 2006.1.25
毎年行われるチョコレートの祭典「サロン・ド・ショコラ」に行ってきました。今年は遊び心のあるチョコが沢山!和の素材では山葵や醤油を使ったものまで登場。シャンパンやジン等のお酒入りもの。変わり種ではフォアグラまでも!!フルーツとチョコというテーマも普通に受け入れられている様子でした。そんな中、今年初登場の「ラ・メゾン・ド・ショコラ」はかえって本格志向でチョコレートブラウンのブースにも存在感がありました。一方、パッケージの色は高級感のあるダークチョコレートブラウンからカラフルなフルーツカラー、鮮やかな黄色、アクアマリン、モノトーン、ベージュと多彩でしたが、恋するピンク系はあまりなかったようです!もはや日本でもチョコはバレンタインのためだけに存在するのではないということでしょう。世界の一流シェフが集結して競い合う新しいマーケットなのですね。



ポスターまでも100年に1度のカッコ良さ 2005.11.25
現在上野の東京国立博物館で開催されている北斎展のポスターです。かなり格好良いです。何しろキャッチフレーズが100年に1度、世界中の北斎が東京にやってくる、ですから。そしてこのポスターは富嶽三十六景の「神奈川沖浪裏」(左)と「凱風快晴」(右)を青とオレンジ(対照色相)の丸い枠の中に入れたデザインです。2点の版画に使われている色の対照的なこと、富士山の描かれ方、対照的な天候、とどれをとってもコントラストがあります。あまりのインパクトに思わずシャッターを切りました。ここは原宿駅構内。このデザインは次のサイトでご覧になれます。http://www.hokusaiten.jp/index_jp.html とても楽しい仕掛けになっています。どうぞクリックしてみて!



白く、甘く、しおからいお菓子って? 2005.08.10
味のイメージを色で表すと?という問を毎年4月に食の専門校の授業で行うのですが、意外と難しく感じるのが「しおからい」のようです。「甘い」はお菓子のバリエーションが豊かになった分幅広いイメージができ、激辛ブームからハバネロまで辛いもの市場の充実で「辛い」は赤いイメージがすぐに出てきます。健康ブームで台頭してきたゴーヤや青汁の緑が「苦い」のイメージにつながっています。「すっぱい」はレモンの黄色が不動の地位を築いています。海水から青、塩から白が「しおからい」のイメージにつながるのですが、「甘い」と比べるとお菓子といった完成形よりも原料そのものの色です。さて、写真は出会った瞬間に「えー、変わった形!しかもモンブラン???」とあまりの驚きに目が離せませんでした。考えてみれば、塩入りチョコもあるくらいだからモンブランもありなのですが。メレンゲと塩と素朴な栗と生クリームが絶妙にハーモニーを奏でる世にも美味しいケーキでした。病みつきになりそうです。



黒いお菓子 2005.07.07
京都のお土産で有名なお菓子は?と聞いて「おたべ」と答が帰ってくるくらい誰もが知っているつぶ餡入りの生八つ橋ですが、最近「黒のおたべ」が出たというので新しもの好きの大阪の友人がお土産に持ってきてくれました。見てください!このパッケージ、シックでかっこいいでしょ?漆黒に赤のアクセントカラーが、和の贈る心の表現にマッチして決まっていますね。今までのものは京の舞妓さんの絵が描かれているという印象だっただけに、これには意表を突かれました。このおたべのテーマは「京都の色」と「健康」だそうです。黒い色の食品ブームが確実に来てますね。黒ごまの生八つ橋、いかがどす?株式会社おたべのサイトは→http://www.otabe.co.jp/



黒いポスト 2005.04.20
皆さん、ポストは赤いものと思っていませんか?郵政民営化で揺れる中、先日お花見に行った横浜元町で黒いポストを発見!ポストの近くをよく見るとベンチや花を植えた木製の花壇の支えも黒の鉄製。横浜元町は通りにある公的な色(環境色彩の一部とも言える)を黒に統一しているのです。環境色彩に興味を持ってウォッチしている私ですが、黒いポストには初めて出会いました。例えば、東京・銀座通りのポストは街路灯や信号機のポールと同じダークブラウンで、町並みに馴染み目立たない色使いです。最近でこそ公衆電話を探すのが困難になってきましたが、皇太子殿下のご成婚の時には、パレードでお車が走った通りの黄緑色の公衆電話が全て金色に上塗りされました。このポストも上塗りされたのでしょうか?色落ちしている側面がなぜか痛々しく感じられます。



花柄の壁面 2005.03.08
この春、ファッションの世界ではフラワーモチーフがたくさん出ています。バッグにコート、インナー、スカートとどのアイテムにも花、しかもはっきりと描かれた花が特徴的です。刺繍であったり、プリントであったり、とにかく「きれい!」と思わせる素敵なデザインが溢れています。冬の重たい気分から一気に春の晴れやかな気分に解き放ってくれる、そんな目を見張る変化です。春の陽気に誘われて、ファッションの中の花を見つけにウィンドウショッピングをしてみてはいかがでしょう?フラワーモチーフはもちろんのこと、明るくきれいな色にチャレンジしてみようと思えるかもしれませんね。そして、写真はビルの壁面に描かれた(正確には貼られた)カラフルな花。ビル全体をキャンバスにして花を描くなんて、粋な演出です。またしてもLVMHグループでした!



オレンジ色のゲート 2005.03.07
ニューヨーク帰りのmasakoさんから届いた写真です。歴史的建造物や街(1991年には日本の茨城県の川を青い傘の谷に仕立て上げた!)を布でラッピングする世界的アーティスト・クリストの最後の作品になるであろうと言われている、ニューヨークのセントラルパークを舞台にした"The Gate"。7500本のオレンジの門が風にはためき「すごく良かった」そうです。4日間の滞在中2回も行ったとのこと、感動的な体験だったに違いありません。冷たく澄んだ青い空にオレンジ色がひと際映えますね。構想26年のこの作品、オレンジ色は冬のセントラルパークにぴったりの色と言えるでしょう。



光の壁面対決! 2005.01.07
私はブランド好きという訳ではないのですが、そのイメージづくりには非常に興味を持ってリサーチをしています。銀座でそれぞれのブランドイメージの特徴を光の壁面として表現したビルを見つけました。ひとつはプラチナカラーに眩しく輝くディオールのビルです。ビルトップにはディオールのラッキーモチーフ☆が燦然と光っています。クールなイメージの商品構成にぴったりの外観です。一方ヴィトンのビルは和紙を使って透かしを入れたような温もりのある乳白色の壁面で、LVマークも同様に浮かび上がっています。ブラウンで重厚な従来の商品イメージにぴったりです。どちらもLVMHグループというのが納得できるイメージ戦略です。



チョコレートブラウンとピンクの相性 2004.11.23
もうすぐ12月。街はクリスマスのディスプレイで賑やかな季節を迎えます。けやきの保護等のために街路樹のイルミネーションをやめてしまった原宿表参道は、次々とオープンするブランドショップが立ち並ぶものの、まだクリスマスモードにはなっていない様子。そんな中で今年4月にオープンしたブルーノマリの旗艦店がこの季節に恋しくなる温もりカラーのチョコレートブラウンと女性に支持される明るめのフュ−シャピンクのコーディネートで目立っていました。上品で程よい甘さのこの配色は、もちろんお洋服のコーディネートにも取り入れて楽しめます!



■つばめのくつろぎチェア 2004.09.03
鹿児島在住のRinaさんから「つばめ」の写真が届きました。上の2枚は、特急列車リレーつばめのチェア。私も4月に仕事の移動で熊本→博多間に乗って、そのユニークな柄(落着いた色の豹柄とキリン柄)と背もたれ部分のホールド感に感激しました!ドアや床の色もダークなためか普通席でもリラックスでき落ち着きます。        そして、下の2枚はこの春開業した九州新幹線つばめ。車両のインテリアに地元の自然素材を使っているため、木のアロマ効果も期待できそう!?左下の写真は普通席だそうです。シートの布地の色が「緑青」「瑠璃」「古代漆」、背もたれの木の色が「桜」「柿渋」というように、かなり伝統を意識した作り。JR九州のサイトでチェックできますよ。→http://www.jrkyushu.co.jp/shinkansen/



■大通りに巨大なバッグ出現! 2004.08.14
わ〜っ!と思わず叫んでしまった、ここはパリ、シャンゼリゼの真ん中。巨大なヴィトンのバッグが出現。まるで自分が小人になって 大きな人間の足元に置かれたバッグの近くに茫然と立ちすくんでいるかのような感覚になってしまいました。次の瞬間には人目も気にせず、写真を撮り出したのは言うまでもありません。凄く粋で楽しい演出ですよね!?工事中の殺風景な外観を広告に変えてしまう程、積極的な打ち出しとも言えるかもしれませんが。この夏のパリで一番刺激的な風景でした。



■甘い赤、辛い赤? 2004.06.01
これは、JR渋谷駅のキオスク!何とお菓子のTohatoとのコラボな店鋪。 甘いキャラメルコーンと凄く辛いらしい暴君ハバネロ。使われている赤の色が微妙に違って見えます。ハバネロの口と目は黒く恐ろしくくり抜かれハロウィーンのジャックオーランタンの面持ちです。かぼちゃのオレンジと唐辛子の赤とはこうもイメージが違うものか、と度胆を抜かれます。本当に辛そう。 一方、キャラメルコーンはハバネロに驚いたかのような丸いくり抜きのお茶目な表情。同じ赤でも配色法やキャラクター特性が加わると、まるで違って見えますね!?ストーリーがあって楽しそう。ハバネロのCDも発売されているそうです。気になる方はhttp://tohato.jpをチェックしてみては?



■東京メトロvs国土交通省! 2004.05.01
この2つの写真は東京表参道交差点近くにある道路標識(左)と新生
東京メトロ(右)のマークです。今や表参道はスーパーブランドショ
ップが林立する豪華絢爛な大通り。建物のデザインにも凝ったものが
多く、ぶらぶらしているだけでも楽しい通りです。そこに現れたこの
2つのマーク。皆さんはこの色使いの違いをどう思われますか?
国道は国土交通省の管轄のため国土交通省カラーのカーキを基調とし
た色使いの標識です。この色は国道のガードレールにも使われていま
す。グレーの道路周辺に使うには黄みがありすぎて、なじみにくい色
と思います。一方の東京メトロは営団地下鉄が国と東京都の共同出資
により株式会社となった4月1日にすべての駅のサインをこのマーク
にかけ替えました。テレビ朝日のスマステーションでブレイクした親
しみやすくカジュアルな感じのブライトターコイズです。
その組織の顔とも言える商品のイメージカラーにはコンセプトに沿っ
た色彩計画があります。セットになって目に触れる場所が多いなら、
カラーコーディネートで市民の目を楽しませてほしいものです。



■さくら、さくら 2004.04.01
日本の「花」と言えば桜。皆さんはもうお花見はなさいましたか?東
京目黒川沿いの桜は川面にその枝振りも美しく堂々たる姿を見せてく
れています。
この春のファッションのコーディネートには、桜の花のピンク(実際
にはもっと濃いピンク)ともう出てきた葉の黄緑の配色を取り入れた
ものが多く目につきます。ファッション誌に登場しているセリーヌの
バッグは見事な具合にこの配色です。もちろん、他のお店でもこの2
色を打ち出しているところが多いのに皆さんもお気づきのはず。この
2色は反対色のため、お互いを引き立てます。桜は花が散る寸前に緑
が姿を現し、コーディネートの美で最後を飾っている、そんな気がし
ます。



■フローリングの色と格闘 2004.03.01
1月からお客さまのご自宅の新築のカラープランニング
に取りかかっています。それと同時に、2月に入った今
のスタジオのインテリアコーディネートを始めました。
お客さまのお宅のフローリングはダーク色からナチュラ
ル色までの中から選べたのですが、スタジオはグレイッ
シュなオークル色。
この色がなかなか手強かった!壁や天井は白いので、こ
のシックな色をどう生かすか考え抜いた結果、インテリ
アイメージを和モダンに。
白とダークブラウンの家具に赤のアクセント使い。さて
来てくれた人は気に入ってくれるでしょうか?



■バレンタインチョコにも和の風情 2004.2.01
今年もチョコレートの祭典、サロン・ド・ショコラに行ってきました!
目的は誰かにあげる大切なチョコを買うためというよりは、目新しいチョ
コを探すため(バイヤーみたい?!)。
昨年も出ていたマダム・セツコのアートな和チョコに加えてpontという
京都の先斗町の名を借りて、東京の会社がフランスの原材料を使ったチョ
コを出していました。この3つの場所って、color watchingで紹介して
いる街に関連しているから、おもしろい!と思って買ってしまいました。
パッケージに墨色のカゴを使っていたり、きな粉や抹茶パウダーでまぶし
た丸いチョコをおひねりみたいに包んだり、和菓子を食べるような楊子が
添えてあったり、とかなり見せ技が光っています。
う〜ん、素敵素敵といろいろにアレンジして写真を撮りまくりました。生
チョコのため、その後おいしくいただいたのは、言うまでもありません。
ごちそうさま。

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