| No9 猪股 真さん |
| 「第9回:ブルーのシャツを買いにイタリアへ」 |
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毎回、いろいろなジャンルの人に「カラー」について、その人の視点に立って、語ってもらうコラムです。
第9回目は、第8回目に引き続き、猪股真さんです。実は第8回目の原稿をお送り頂いた時に、もっと猪股さんならではの色のお話が書けるはずとダメだしをして、今回はコンサルタントとしてではなく、色にこだわりのある男性としてコラムを書いて頂きました。 |

猪股 真さん
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profile
行政書士 あつぎ法務事務所 所長
医療法人設立、医師等人材派遣会社設立、個人情報保護を手掛けるCSR法務コンサルタント
として活躍中。
講演や執筆、コンサルティング活動が多く、併せて行政書士として手続き面のフォローも行っている。 |
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いつも青いスーツに青いシャツを着ているので、カラーコラムを書くことになりました(笑)。
僕は色が大好きで、買い物のときに色の好みを理由に買ったり、買わなかったりするくらいです。でも、仕事着のスーツは青ばかりです。不思議ですか?ブルースーツにブルーシャツの組み合わせになったのは、初めてのイタリア旅行でミラノに行ったときに、現地の人が皆ブルースーツにブルーのシャツ、ブルーのネクタイだったことに影響を受けたから、という単純な理由なのですが、文章だけ読むと「なんだ、イタリア人は全身青一色なのか」と思われるでしょう?
でも、当地の「青」というのは何万色もあるくらいヴァラエティーが多くて、ブルースーツにブルーシャツを組み合わせても同色にはなりません。むしろ、同じ系統の色で上手に組み合わせるカラーコーディネートは、おしゃれの超上級者レベルではないかと思うくらい難しく、反対にバランスよく決まったときには、圧倒的な存在感があり最高にシャープに見えてかっこいいです(笑)。
そんな理由で、普段着ているシャツはイタリアで買ったものが多くなりました。イタリアのブルーシャツの魅力は、当初は生地の良さだったのですが、最近では持っている枚数が増えてきたので、段々と選ぶ理由が細かくなってきてあえて日本では買えないようなものを買っています。
たとえば、青の色の違い。日本のシャツは、生地は強く縫製もしっかりしていて信頼性抜群のメイド・イン・ジャパンの代名詞ですが、イタリアのシャツは、誤解を恐れずいえば、日本製の対極のような性質を持っています。
色についても同様で、日本のシャツなら青の色はハッキリくっきりしていて遠くからみても「青」ですけれど、あちらのは明度も彩度も高いため、遠くからみると青か白か判別できないことがあるくらいデリケートな青で、その淡い青を表現するために濃い色の糸と薄い色の糸が平織になった生地だったりするのです。このおかげでシャツの主張が押えられ、なんとも風合いのよく着心地の柔らかいものになっています。またこの色はブルージャケットとの相性もよく、ネクタイを選ぶ際の選択肢を広げてくれるので、ネクタイを選ぶ楽しみが増える効果もあります。
おかげさまで、毎朝スーツを着るときには、その日の予定や会う人のニーズに合わせてスーツとシャツを選ぶことができます。例えば、クライアントと会うときには信頼感が出るように濃いブルーのネクタイを締め、会議など大勢の人に囲まれるときには緑青色のネクタイを締める、人前で話すときには茶と青のストライプのネクタイなどです。こうすることで、良い印象をもってもらえ仕事がスムーズに進むこともありますから、色の効果は大きいですね。
色といえば、クルマのように一度決めたらなかなか代えられないものの場合には、そのクルマのスタイリングに一番合う色を選んでいます。日本人は白やシルバーを選ぶことが多いようで、ある輸入車のメーカーの方が「日本人が白を選ぶのはなぜか」というくらい、外国では皆カラフルな色を選ぶそうです。
僕がいま持っているクルマの色はヴァイオレットピンクで、このクルマの色のことを話すと「どんな色のどんなクルマ?」と質問を受けますけれど、僕はクルマに合った色だから「普通の色ですよ!」と答えています。
やっぱり、フェラーリを買うなら赤が似合いますよね(笑)
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猪股真さんのHPはこちら→http://www.SolicitorOffice.com/
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