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chapter4:モノトーンとシシルバーのパティスリー、その秘密は?

「食卓の芸術展」にポップな作品展示をなさっていた acrylicのオーナー&デザイナーの坂雅子さんの素敵なアクセサリーづかいに感嘆して、 早速ショップのサイトを拝見しました。ホームページは黄緑色のバック。 ロゴもシンプルでカジュアルモダンなテイスト。早くショップをお訪ねしたくて、 お会いした2日後に広尾駅から有栖川宮記念公園脇の坂を上り、 この美しいミュージアムのようなショップに辿り着きました。


都会に出現したガラス張りの竹林

ショップ外観1
ショップ外観2
運命的な出会い

acrylicのロゴの右側には、竹林があるように見えますが、これ実はガラスに竹林が デザインされたカッティングシートです。この写真ではショップ内に貼ってある黄緑色の 壁面が見えませんが、実際にショップの前に立つとその色がガラスから透けて見えて、 それはそれは美しいシーンとなって表れます。Klein Dytham architecture (クライン ダイサム アーキテクツ) という日本在住20年の建築家アストリッド・クラインとマーク・ダイサムによるもの。

この建物に出会った時のacrylicのオーナー&デザイナーの坂雅子さんの胸の高なりを想像すると、 こちらもドキドキしてきてしまいます。その建築物としての美しさはさることながら、 acrylicのショップカラーはここに使われている黄緑と偶然にも(いえ、運命的に!)同じ色でした。 しかも、ジュエリーデザインを始める前、坂さんはグラフィックデザインに長く携わっていらっしゃいました。 グラフィックの世界では、ここまで鮮やかな黄緑は再現できない色の1つとのこと。その黄緑が目の前に立ち そびえる建物の壁に使ってあるのですから、この建物がオーナーのいない2ヶ月を正に坂さんのために待っていたという他ありません。

光溢れる心地よい空間に並ぶアートジュエリー
ショップディスプレイ
ショップ壁面ディスプレイ
これが店内。左が竹林のガラスを内側から見たところ。 右がそれに対面する黄緑の壁面。ちょうど床に竹林の影が映っています。 ショップ内は日当たりが心地よく、大都会にいながらにして森林浴ならぬ竹林浴をしているような気分になります。

サークル(輪)がデザインモチーフに
オシャレなスイーツ
伝統のチーズケーキ
パッケージとポストカード

ショップ名のacrylicとは、アクリル(製品)のこと。 オーナー&デザイナーの坂雅子さんが愛して止まない素材そのものです。 坂さんは22歳の時にプレゼントされたアクリル製のブレスレットがきっかけで、アートジュエリー の世界に魅せられました。2001年ロンドン滞在中に独学でアクセサリーデザインを始 めます。 2003年にacrylicを設立し、2005年にはニューヨーク近代美術館MOMAデザインストアに最初のコレクションが選ばれます。その年の11月1日元麻布にこの素敵なショップをオープンさせます。

坂さんの作品(商品)は、モダンでシックで特別な感じ。光を反射し、半分吸収し、全てを包み込む魅惑的なアートジュエリーです。シンプルでいて完成されたフォルムの中にも遊び心があり、無駄のないデザイン。アクリルの他にもスポンジや漆、箔(金、銀)を使った作品も。バッグには網戸やシートベルトの素材等堅牢で軽いモノが使われ、意外性のあるデザインで素敵に仕上がっています。そのこだわりは、made in Japan。日本の職人さんの高い技術を使って、エッジの効いた作品を作り続けて行くことがコンセプトでもあります。

抜群のセンスでアイディアを形にする
坂 雅子 さん

鎧塚シェフ

ひとつひとつの作品のエピソードが語られる…


丘の上の美しいミュージアムのようなショップと素敵なオーナーに会いにacrylicへ

ウェブサイトは、http://www.acrylic.jp


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